マフラー

貸したマフラーを返しついでにデートしようと夜の海へ

手を繋ぎ温かさ伝え合いながら月明かりの中空見上げてた 



月と海の対話が好きだ

どこか落ち着くから 



だけど彼が好きな夕方の海もいつか見てみたいな 



風が冷たくなったから『マフラー二人で巻いてみたい』という彼に超ロングマフラー見せる為に家へ
よく考えたら家に誰か招くのは一年近く前にルナの面々家に呼んでご飯食べて以来かも

ココア飲みながら話してそのまま抱き枕 



…僕抱きながら彼は別れた彼氏想い

僕も……相手の胸から伝わる鼓動、生きている証を聞きながら眠る 





海が月を照らす…夜明けは…いつだろう